独立開業のよくある失敗例!起業でやりがちなミスを回避|コラム|美容室の居抜き物件ならSALON PRODUCE(サロンプロデュース)

コラム

COLUMN
独立開業のよくある失敗例!起業でやりがちなミスを回避
美容室 独立 開業

美容師としてのキャリアを積み技術に自信がついてきたため、そろそろ自分も独立したいと考えている方も多いのではないでしょうか。

雇われ美容師のままでは収入面でも限界があり、また自分の理想のお店を作るためにも新しくサロンの開業を考えるのも当然のことです。

 

しかし、毎年数多くの美容院が新しく開業する一方で、その中の少なくない美容院がうまくいかず廃業してしまっているというのも事実です。

せっかく自分のサロンを構えるのならば、つまらない失敗でつまずいて廃業するようなことは避け、繁盛するお店を作り上げたいですよね。

そこで、今回の記事では「独立開業する際によくある失敗例」を紹介していきたいと思います。

失敗例から、独立にありがちなミスへの備え方を学んで、自分のサロン作りを成功させましょう。

 

【独立開業の失敗例】

まずは、美容師が独立開業するときに陥りがちな失敗例を見ていきましょう。

よくある失敗のケースを知ることで、簡単に避けられる初歩的な失敗をすることも減るはずです。

【不必要な出費や予算のかけすぎ】

まずは、「お金を使いすぎてしまう」という失敗例です。

確かに独立開業をするためにはたくさんのお金が必要になります。新しい店舗を借り入れて外観や内装を整え、美容院を運営するために必要不可欠なさまざまな機械や設備を準備するのには多額の費用が必要です。

また、お店のHP(ホームページ)に必要以上費用をかけすぎたり、開店に合わせて広告を打ったり、スタッフを採用したりとお金がかかるポイントは無数にあります。

 

ただでさえかなりの金額が必要なのに、不必要な部分までお金を使っていては資金繰りがうまくいくはずがありません。

例えば、お店の内装を必要以上に凝ったものにしたり、HP(ホームページ)の作成や保守に過剰なお金を使ってしまったりというケースがよくあります。また、広告宣伝費にお金を使いすぎてしまうことも少なくないようです。

 

抑えられる部分は抑えて、できるだけ少ない初期投資でサロンを開くように心がけましょう。

 

【知識が足りない】

新しく美容院を開きたいという思いが先行して、知識が足りなくて失敗するというケースも多くあります。知識が少ないと、お店を新しく運営するだけでもひと苦労です。

また、さまざまな面で知識不足が原因で必要以上の出費をしてしまうこともあります。

極端な例を挙げると、先輩経営者やコンサルタントの口車に乗せられて、半ばだまされてしまうという危険性もゼロとは言い切れません。

 

知識が足りないというのは、お店を経営する上で不利につながってしまいます。自分のサロンを構えるという夢を叶えるためには、勉強を欠かさないようにしましょう。

もちろん、サロンプロデュースでは必要な知識のアドバイスをし、独立開業の手助けをさせて頂きます。

 

【集客ができない】

新しく美容院を開いたはいいけれど、お客さんが全く来なくてはお店の売り上げも得られず、経営がうまくいきません。

そうした事態に陥らないよう、まずはこれまでのキャリアで自分の技術を信頼してくれる固定客をつかみ、新しく開いたお店にも来てもらえるようにするのが大切です。

そして、もちろんそれだけでは不十分なので、新規客を獲得する努力をしなければなりません。

 

しかし、開業したお店の立地が悪かったり、競合があまりにも多い場所だったりと、集客がそもそも難しいというケースもあります。

新しくサロンを開く際には、前もって市場調査をしてどれだけの集客が望めるのかをしっかり考える必要があります。

ホットペッパービューティでの集客でも、ただ掲載すればよいものではありません。

競合他社に勝てる戦略とメニューを掲載ししなければ、広告費ばかりが出て費用対効果がでないといったケースもあります。

 

自分が新しく美容院を開く際には、こうした末路をたどることのないように気をつけましょう。

 

【独立開業成功のため気をつけること】

では、ここまで挙げてきたような失敗例を避けるためにはどうすれば良いのでしょうか?

ここからは、美容師が独立開業するときに気をつけるべき事柄について解説していきます。

 

【支出と収入を計画的にする】

まずは、これから自分が作り上げる美容院がどういったものになるのかしっかりと計画を立てましょう。

どれくらいの初期費用や運転資金が必要で、どれくらいの集客が望めるのかを事前に熟考することが大切です。

開業時には、最初から税理士に依頼するとこのような相談にも乗ってくれる上、税理士費用分の効果は見込めます。

美容院に特化した税理士もおりますので、開業する前に早めに相談することも無駄な費用を抑える効果があるでしょう。

支出と収入の見通しもつけずに開業に乗り出すのは失敗のもとです。

独立開業は計画的に行いましょう。

 

【無駄遣いを極力抑える】

必要のない部分にお金を使わないようにしましょう。

新しく美容院を開くにあたって気持ちが大きくなり、無駄遣いをしてしまう方も少なくありません。

「その出費は本当に必要なのか」を冷静に考えてお金を使うことが大切です。

無駄遣いを避けて少しでも支出を減らせば、当然ですが利益につながりますし、経営が失敗する危険性も少なくなります。

 

【前例や業界についてよく勉強する】

美容師としてのスキルに対する自信や経験があったとしても、それだけで成功することができるかというと、難しいと言わざるをえません。

いくら自分のスキルが良くても、それをお客さんに知ってもらわなければなりませんし、価格設定やお店全体のサービスの質なども研究しなくては、良いお店を作ることはできません。

 

自分で開いたサロンを成功させたければ、先輩美容師たちがどうやって成功して、どうやって失敗したのかを知ることも大切です。

また、業界全体のことをよく知ることで、より良いサロン経営が可能になります。

前例や業界についてもしっかり勉強してから独立するようにしましょう。

 

【立地、SNSでの宣伝など集客対策】

新しくサロンを開いても、お客さんが来てくれなければお店の経営は成り立ちません。

そのため、集客という点は特にしっかりと考える必要があります。

そもそも自分が開業しようとしている場所は美容院が成功できる立地条件なのかを考えるのはもちろんですが、それ以外にも、どうやって宣伝するかも成功の鍵を握ります。

現代ではいかにSNSを有効に使えるかという点も重要になってくるでしょう。

 

【独立開業に失敗した場合】

独立開業した人の全員が成功するわけではありません。

先ほど紹介したような「よくある失敗」をしてしまう人や、しっかりと準備したのにも関わらず、うまくいかなかったという人もいます。

では、そうした失敗をした人たちのその後はどうなるのでしょうか。

 

【再就職、起業に再挑戦など】

美容師は、自分で開業したサロンが廃業してしまったら、自前のスキルを活かして再就職するという場合が多いようです。

他のサロンで雇われて働くので、独立前と同じ状況に戻ることになります。

 

また、一度は開業に失敗しても再度挑戦するという人もいます。

失敗してしまった経験を活かし、いろいろな対策を準備してから再挑戦すれば、一度目よりも勝算は高いかもしれません。

 

【起業の際に借金をしていた場合は注意】

独立開業や起業の際にかかる初期費用を借金によって準備していた場合は注意が必要です。

当然ですが、借金は返済しなくてはなりませんし、利子が付きます。

自分のサロンを廃業して借金を負ってしまうというリスクが存在することは十分に理解しておきましょう。

 

【起業前に周囲とよく相談する】

自分一人の考えだけで独立開業や起業をするのではなく、前もって周囲の人間に相談しておくことも大切です。

自分だけでは思いつかなかったようなアイデアや助言をもらえるかもしれませんし、自分が気づいていなかったリスクを再認識させてくれるかもしれません。

 

また、もともと相談していれば、経営がうまくいかなかったり廃業してしまったりというときにも親身になって助けてくれるかもしれません。

思い切った決断の前には、先輩や友人、家族に相談することをオススメします。

 

【まとめ】

今回の記事で紹介した失敗例は、独立開業する方にありがちな失敗ばかりです。しかし、前もって対策を知っておけば避けられるものばかりです。

こうした初歩的な部分でつまずくのはもったいないので、十分対策をして、独立開業を成功させましょう。

 

関連コラム
PAGE TOP